CSVファイルのインポート方法|リンクテーブルとは:Microsoft Access

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カンマ区切りのCSVファイルをリンクテーブルとしてインポートし、その後ローカルテーブルに変換する方法を掲載します。

インポートとは、他のアプリケーションで使用しているデータを、使用しているアプリケーションで読むことができるデータ形式に変換することです。

インポートの逆に他のアプリケーションが読める形式に変換することをエクスポートと言います。

ここで使用したCSVファイルと、作成したデータベース ファイルを無料でダウンロードできます。

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インポートするCSVファイルです。
都道府県名と人口がカンマ区切りになっています。
インポートするCSVファイル

CSVファイルをAccessにインポートする

Accessを起動し、リボンの[ファイル]をクリックします。
リボンの[ファイル]をクリック

1.左のメニューから「開く」をクリックします。
2.保存先を選択します。ここではコンピューターを選択しました。
3.[参照]ボタンをクリックします。
「開く」をクリック

ファイルを開くダイアログが開きます。
1.保存先ドライブを選択します。
2.ファイルの種類で「すべてのファイル(*.*)」を選択します。
3.インポートするCSVファイルを選択します。
4.[開く]ボタンをクリックします。
ファイルを開くダイアログでCSVファイルを選択

テキスト リンク ウィザードが開きます。
1.区切りの形式を選択します。ここではカンマ区切りのCSVファイルなので、「区切り記号付き」を選択します。
2.プレビューで確認できます。
3.[次へ]ボタンをクリックします。
「区切り記号付き」を選択

1.フィールド区切り記号で「カンマ」を選択します。
2.カンマ位置で線が表示されます。
3.[次へ]ボタンをクリックします。
フィールド区切り記号で「カンマ」を選択

1.フィールド名を入力します。ここでは「都道府県名」にしました。
2.データ型を選択します。名前なので「短いテキスト」になります。
3.[次へ]ボタンをクリックします。
フィールド名とデータ型を設定

1.次のフィールドに移動します。
2.フィールド名を入力します。ここでは「人口」にしました。
2.データ型を選択します。数値なので「長整数型」になります。
3.[次へ]ボタンをクリックします。
次のフィールドに移動し設定

テーブル名を入力します。
テーブル名を入力

これでCSVファイルをAccessのテーブルにインポートすることができました。
CSVファイルをAccessのテーブルにインポートすることができた

リンクテーブルをローカルテーブルに変換する

上でインポートしたテーブルはリンクテーブルになります。
リンクテーブルは下画像のように、テーブル名に矢印が付きます。
リンクテーブルとは元のファイルとリンクされていて更新はできませんが、元ファイルの更新は反映することができるテーブルです。
ですので操作者にはデータだけ利用し、変更はしてほしくない場合などに便利です。

リンクテーブルからこのデータベースで使用するローカルテーブルに変更するには、リンクテーブル上で右クリックし、表示されるメニューの「ローカル テーブルに変換」をクリックするとできます。
メニューの「ローカル テーブルに変換」をクリックする



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