クエリでIIF関数の使い方|入れ子(複数条件)で使う:Access

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IIF関数とはExcelなどのIF関数と同じで条件分岐ができる関数です。

使い方はIF関数と同じで「条件、真の時、偽の時」になっていて、入れ子で使うこともできます。

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ここではクエリでIIF関数を使い、データ値により判別した文字を表示できるようにします。

構文:IIf ( 条件 , 真[TRUE]の時 , 偽[FALSE]の時 )

ここで作成したサンプル データベース ファイルは無料でダウンロードできます。

■ クエリでIIF関数を使う

クエリの元になる、都道府県別の人口テーブルです。
この人口を条件にIIF関数で判別します。
都道府県別の人口テーブル

人口テーブルでクエリを作成し、表示するフィールドを追加します。
IIF関数を使った式を入力します。
区分: IIF([人口]>=7000000,"A","B")
人口が700万人以上の場合はAと表示し、それ以外はBと表示させます。
クエリでIIF関数を使う

クエリを実行すると区分フィールドが表示され、AとBに判別されています。
区分フィールドが表示され、AとBに判別された

■ IIF関数を入れ子で使う

上で入力したIIF関数を下のように変更します。
区分: IIF([人口]>=7000000,"A",IIF([人口]>=5000000,"B","C") )
人口が700万人以上の場合はAと表示、500万人以上の場合はBと表示、それ以外はCと表示させます。
クエリでIIF関数を入れ子で使う

クエリを実行の実行結果です。
人口がA・B・Cに判別されています。
人口がA・B・Cに判別された

サンプル データベース : 無料ダウンロード


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