Access:一対一のリレーションシップの設定と使い方|初心者向け

テーブルの操作へ

一対一のリレーションシップの設定方法と使い方を画像で解説しています。

リレーションシップとは、複数のテーブルをフィールド同士で結びつけることです。

詳しくは「リレーションシップとは?- 種類と例」の記事を参照してください。

一対一のリレーションシップとは、片側のテーブルの一つのレコードが、もう片側の一つのレコードと結びつく関係です。主キー同士のフィールドを結びつけると一対一になります。

例えば住所氏名などの基本情報が登録されているテーブルの社員IDと、入社日や緊急連絡先が登録されているテーブルの社員IDとを繋ぐ場合などに使用します。

一対一のリレーションシップはあまり使いません。テーブルのフィールドが一杯で足りない場合などに、別テーブルを作成し結びつける場合などに使用します。


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一対一のリレーションシップの設定と使い方

■ 一対一のリレーションシップのサンプル

生徒の基本データが登録されている生徒マスターです。

生徒マスター

各生徒の連絡先を登録したテーブルです。

一人の生徒に1レコードで、生徒は生徒IDで分かるようになっています。

連絡先データ

リボンの「データベース ツール」」-「リレーションシップ」をクリックします。

リレーションシップの作成開始

リレーションシップ ツールの「テーブルの表示」をクリックします。

テーブルの表示ダイアログボックスが開くので、リレーションシップする複数のテーブルを追加します。

ここでは上の、T-生徒マスターとT-生徒連絡先を使います。

テーブルを選択する

T-生徒マスターの生徒IDをT-生徒連絡先の生徒IDまでドラッグします。

リレーションシップのデザイン画面

リレーションシップ ダイアログボックスが開きます。

「参照整合性」にチェックを入れます。「参照整合性」については後で説明します。

リレーションシップの参照整合性

リレーションシップの種類は「一対一」になっているはずです。

リレーションシップダイアログボックス

完成した、一対一のリレーションシップです。

一対一のリレーションシップ

生徒マスターを開き「+」をクリックすると、対応する連絡先が表示されます。生徒IDが3の連絡先は未登録なので空白になっています。

生徒のデータビュー
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