Access:定型入力の設定方法|ウィザードを使った簡単設定を解説

テーブルの操作へ

Accessのテーブルで、ウィザードを使い定型入力を設定する方法を解説しています。

定型入力を使うと郵便番号や電話番号などの入力時、決まった形式で入力できたり、数値入力の部分に文字を入力できなくしたりすることができます。

これにより入力し易くなり、入力ミスも防止できます。

ここではウィザードを使いAccess取引先マスターの郵便番号フィールドの定型入力を設定してみます。


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ウィザードを使った定型入力の設定手順

■ 定型入力を設定していない場合

定型入力を設定していな場合、下のように文字が入力できたり、桁数を間違えて郵便番号を入力できたりしてしまいます。
Access取引先マスター

■ 定型入力ウィザードの実行

テーブルデザイン画面で郵便番号フィールドを選択し、フィールドプロパティの定型入力のビルド「・・・」をクリックします。
定型入力プロパティ

定型入力ウィザード画面が開始します。
「データに合った定型入力を選択してください。」で定型入力名の郵便番号を選択し「次へ」ボタンをクリックします。
定型入力ウィザード

郵便番号の間の「-」の代替文字を設定します。
代替文字の設定

定型入力中の文字、この場合は「-」も保存するかどうか指定します。
例のように、保存する場合は「857-9516」と保存され、保存しない場合は「8579516」と保存されます。
データの保存方法の設定

ウィザードの終了です。修正の必要がなければ「完了」をクリックします。
定型入力ウィザードの完了

定型入力が完了したプロパティです。
000\-0000;; と設定されています。
定型入力が完了したプロパティ

■ 定型入力の実行

定型入力設定済みのフィールドに実際に入力します。
数字以外入力できず、7桁以上入力することはできません。
郵便番号を入力する

もし7桁未満で入力を完了すると、「Microsoft Access 入力した値は、このフィールドに設定されている定型入力 ’000\-0000;;’に従っていません。」とメッセージが表示されます。
入力エラーメッセージ

このように定型入力を設定すると、入力ミスを防止でき信頼のあるデータになります。
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