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更新クエリの使い方|整数を千の位で四捨五入するクエリ作成例:Access |
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更新クエリとは、テーブルのデータを指定した条件で一括更新してくれるクエリです。例えば毎日の仕入れ値で定価を決めているような場合、毎回手動で定価を計算するのは大変ですが、更新クエリならばまとめて一発でできてしまいます。
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使い方はデザイン画面で条件の式を入力するだけなので、VBAを使うより簡単です。ただ一括で更新してしまい元には戻せません、初めての条件式などでは事前にテーブルのバックアップをしておいた方が安全です。 ここで作成したサンプル データベース ファイルは無料でダウンロードできます。■ 更新クエリの作成手順更新クエリの元になる、都道府県別の人口テーブルです。更新結果が比較できるように、同じデータの「人口」と「人口更新」のフィールドを作成しています。 リボンの[作成]~クエリ グループの[クエリ デザイン]をクリックします。 テーブルの表示ダイアログが開きます。 クエリの元になる人口テーブルを選択します。 テーブルのフィールドを全て使用するので、フィールド名をダブルクリックし下のデザイングリッドに追加します。 次にリボンの[クエリ ツール]~[デザイン]~クエリの種類グループの[更新]をクリックします。 人口更新フィールドのレコードの更新のセルに下記の式を入力します。 int([人口]/10000+0.5)*10000 整数を四捨五入する関数がないので、小数にしINT関数で四捨五入、また整数に戻しています。 リボンの[実行]をクリックします。 「〇件のレコードが更新されます。~よろしいですか?」とメッセージが表示されるので、問題なければ[はい]をクリックします。 メッセージにあるように更新クエリは元に戻せないので注意してください。実行結果です。 人口更新フィールドが千の位で四捨五入されているのが分かります。 作成したクエリを保存すると、クエリ名に下画像のようなアイコンが表示されます。 サンプル データベース : 無料ダウンロード |
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