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抽出フォームの作り方|あいあまい抽出・解除ボタン:Microsoft Access |
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フォームに抽出文字を入力するテキストボックスとコマンドボタンを配置し、ボタンをクリックするとフォームに抽出結果を表示するVBAを作成します。さらに「あいまい抽出」と「抽出解除」を行うVBAも作成します。ここで作成したサンプル データベース ファイルは無料でダウンロードできます。
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抽出文字入力用のテキストボックスと抽出コマンドボタンの挿入ここではフォームヘッダー エリアに挿入します。フォームをデザインビューで開き、リボンの[フォーム デザイン ツール]~[デザイン]~コントロール グループから、テキストボックスとコマンドボタンをフォームヘッダー内にドラッグし挿入します。 テキストボックスに付いてくるラベルは削除するか、標題を「抽出文字入力」などにしてください。 コマンドボタンの標題をプロパティシートで「抽出」にします。 1.抽出のコマンドボタンを選択します。 2.プロパティシートの[イベント]タブ~[クリック時]のコンボボックスで[イベント プロシージャ]を選択します。 3.[…]ボタンをクリックします。 VBAの入力画面になるので、下記のコードを入力します。 Private Sub コマンド1_Click() Me.Filter = "都道府県名 ='" & Me!テキスト1 & "'" Me.FilterOn = True End Sub 解説Filterは抽出条件を設定するプロパティです。構文 : Form.Filter="フィールド名=抽出条件" 上の場合抽出条件が文字列なので、「 ' 」でくくっています。これが日付の場合は「 # 」、数字の場合はいりません。 FilterOn = Trueで抽出を開始、Falseで解除します。 実行フォームです。 テキストボックスに「静岡県」と入力し、抽出ボタンをクリックすると、フォームには都道府県名が静岡県のレコードのみが表示されます。 あいまい抽出の実行あいまい抽出を行うVBAです。Private Sub コマンド1_Click() Me.Filter = "都道府県名 like '*" & Me!テキスト1 & "*'" Me.FilterOn = True End Sub 解説FilterにLike演算子を使用し、あいまい検索にしています。抽出文字列の前後の「*」アスタリスク(半角)は、ワイルドカードと呼ばれ何でもOKのマークになります。 これにより、都道府県名にテキストボックスに入力した文字が含まれている、全てのレコードを抽出することができます。 実行フォームです。 抽出文字に「島」と入力し抽出すると、「島」が含まれるレコードが表示されました。 抽出の解除抽出ボタンの横に解除ボタンを追加し、プロパティ シートから「イベント プロシージャ」を選択します。抽出を解除するVBAです。 上で解説したように、FilterOn を False にすると解除され、全レコードが表示されます。 Private Sub コマンド11_Click() Me.FilterOn = False End Sub サンプル データベース : 無料ダウンロード |
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