Access:オートナンバー振り直し|欠番をリセットし初期化する

テーブルの操作へ

データベースのオートナンバーは唯一無二の値ですが、これをリセットし1から振り直す方法を掲載しています。

オートナンバー型のデータを削除すると、削除した番号は欠番になってしまい連番に戻すことはできません。

ここではテーブルのコピーを作成し連番に振りなおす方法です。

現実問題としては欠番でも気にしなければ何の問題もありません。

注意して欲しいのは、オートナンバーに紐付けしているリレーションシップやクエリです。

紐付けしている番号がリセットされるので、エラーになったりまったく別のデータが表示されることになります。

関連する「Access フィールドのデータ型一覧:データ型とは、説明とサイズ」も参照してください。

スポンサーリンク


オートナンバーをリセットし振り直す方法

■ 欠番になっているオートナンバー型フィールド

製品マスターです。先頭のフィールドはオートナンバー型で欠番になっています。

これはレコードを削除したためにこうなっています。

欠番になっているオートナンバー型フィールド

■ オートナンバー振り直し方法

振りなおすテーブル上で右クリックし、表示されるメニューの「コピー」をクリックします。

テーブルをコピーする

再度右クリックし、表示されるメニューの「貼り付け」をクリックします。

テーブルを張り付ける

テーブルの貼り付けダイアログボックスが表示されるので、貼り付けの設定を「テーブル構造のみ」にしOKをクリックします。

これでテーブルのコピーができます。

構造のみなのでレコードは含まれていません。

テーブルの貼り付け

1.リボンの「作成」-「クエリデザイン」をクリックします。

2.テーブルの表示ダイアログボックスが開くので、コピー元のテーブルを選択し「追加」-「閉じる」をクリックします。

追加クエリの作成

フィールド一覧からオートナンバー型以外のフィールドを下のデザイングリッドに追加します。

複数フィールドを選択しドラッグすると一度にできます。

フィールドをドラッグ

1.リボンの「クエリツール デザイン」 - 「追加」をクリックします。

2.追加ダイアログボックスがが開くので、追加先にコピーしたテーブルを指定します。

追加先の指定

「○件のレコードを追加します。[はい]をクリックするとレコードが追加され、元に戻すことはできなくなります。

レコードを追加してもよろしいですか?」とメッセージが表示されるので「はい」をクリックします。

これで完了です。

確認メッセージ

コピー先のテーブルを開きます。

先頭のオートナンバー型フィールドは連番になっています。

必要ならば、コピー元とコピー先のテーブル名を変更してください。

先頭で記述しましたが、リレーションシップやクエリがある場合、オートナンバーとの紐づけが崩れるので注意してください。

連番に振り直されたオートナンバー
スポンサーリンク


Copyright (c) Microsoft-Access.net All rights reserved.