棚卸表Excel無料テンプレート|数量差異と在庫金額を自動計算

店舗や倉庫、事務所などの棚卸作業に使える、無料のExcel棚卸表テンプレートです。帳簿上の在庫数量と実際に数えた数量を入力するだけで、差異数量を自動計算できます。

テンプレートは、数量の確認に適したシンプルな棚卸表と、単価・在庫金額まで管理できる棚卸表の2種類を用意しました。どちらも最大200行まで入力でき、A4横向きで印刷できます。

在庫が不足している場合は赤色、過剰な場合はオレンジ色で差異を表示するため、確認が必要な品目を見つけやすいのが特徴です。さらに、各テンプレートには記入例シートが付いており、初めて棚卸表を作成する方でも入力方法を確認できます。

Excel形式で無料ダウンロードでき、会員登録は不要です。店舗の商品管理、飲食店の食材管理、倉庫の資材管理、事務所の備品管理など、さまざまな棚卸作業にご利用いただけます。

棚卸表とは?在庫を正確に確認するための管理表

棚卸表とは、実際に保管している商品や材料、備品などの数量を確認し、帳簿上の在庫数量と照合するための表です。

日々の入庫・出庫を記録していても、数え間違いや入力漏れ、破損、紛失などによって、帳簿上の数量と実際の数量が一致しないことがあります。

棚卸作業では、品目ごとに実際の数量を数え、帳簿数量との差を確認します。差異がある場合は、その原因を調べ、必要に応じて在庫記録を修正します。

このExcelテンプレートでは、帳簿数量と実地数量を入力することで差異数量を自動計算します。電卓で品目ごとの差を計算する手間を減らし、確認作業を進めやすくします。

棚卸表に必要な主な項目

掲載している棚卸表には、次の項目を設けています。

  • 棚卸日:実際に棚卸を実施した日付
  • 部署・店舗:棚卸を行った部署や店舗名
  • 担当者:棚卸作業を担当した人の氏名
  • 品目コード:商品や材料を識別する管理番号
  • 品名:棚卸の対象となる商品・材料・備品などの名称
  • 規格:サイズ、容量、型番など
  • 分類:食材、商品、資材、消耗品などの区分
  • 保管場所:倉庫、棚、冷蔵庫、保管室など
  • 単位:個、箱、kg、L、袋など
  • 帳簿数量:在庫台帳などに記録されている数量
  • 実地数量:実際に数えた数量
  • 差異数量:実地数量と帳簿数量の差
  • 備考:差異の原因や確認事項など

テンプレート2には、さらに単価・金額・合計金額の項目を追加しています。

棚卸表Excelテンプレートは2種類から選べます

掲載している棚卸表は、数量確認を中心としたタイプと、在庫金額も計算できるタイプの2種類です。

どちらも帳簿数量と実地数量の差異を自動計算するため、棚卸作業の目的に合わせて選べます。

比較項目テンプレート1テンプレート2
帳簿数量・実地数量対応対応
差異数量の自動計算対応対応
不足・過剰の色分け対応対応
単価の入力なしあり
在庫金額の自動計算なし対応
合計金額の表示なし対応
入力可能行数200行200行
A4横印刷対応対応
記入例シートありあり

数量だけを確認したい場合はテンプレート1、棚卸時の在庫評価額まで確認したい場合はテンプレート2がおすすめです。

テンプレート1:数量差異を自動計算するシンプルな棚卸表

テンプレート1は、商品や材料、備品などの数量確認を目的とした、シンプルなExcel棚卸表です。

棚卸日、部署・店舗、担当者を記入でき、品目コードや品名、規格、分類、保管場所、単位、帳簿数量、実地数量、差異数量、備考を一覧で管理できます。

余分な項目を増やさず、数量の照合に必要な情報をまとめているため、日常的な在庫確認から月末・期末の棚卸まで幅広く利用できます。

棚卸表Excelテンプレート1|数量差異を自動計算するA4横の棚卸表
テンプレート1の印刷イメージ。帳簿数量と実地数量の差異を自動計算できる、シンプルなA4横向きの棚卸表です。

帳簿数量と実地数量の差を自動計算

品目ごとに帳簿数量と実地数量を入力すると、差異数量が自動で計算されます。

例えば、帳簿数量が50個、実地数量が47個の場合、差異数量は「-3」と表示されます。

反対に、帳簿数量が20個、実地数量が22個の場合は「+2」となります。

計算式を入力する必要がないため、品目数が多い場合でも数量の照合を進めやすくなります。

不足は赤色、過剰はオレンジ色で表示

差異数量がマイナスの場合は赤色、プラスの場合はオレンジ色で表示されます。

不足と過剰を色で区別できるため、数値を一つずつ確認しなくても、差異が発生している品目を見つけやすくなります。

差異が0の場合は、帳簿数量と実地数量が一致していることを示します。

品目コードを入力するとNoを自動表示

品目コードを入力した行には、Noが自動で表示されます。

棚卸する品目を順番に登録できるため、手作業で番号を入力する必要がありません。

品目コードは、商品番号や社内管理番号など、実際に使用しているコードに合わせて入力できます。

200行まで入力できるA4横向きの棚卸表

最大200行まで入力でき、品目数が比較的多い店舗や倉庫でも利用できます。

A4横向きで印刷でき、複数ページになる場合は見出しが各ページに繰り返し表示されます。

ページ番号も付くため、印刷した棚卸表を現場で使用する場合や、棚卸後の書類整理にも便利です。

テンプレート1のおすすめ用途

商品や備品の数量を確認する店舗、倉庫、事務所などに適しています。

特に、在庫金額を計算する必要がなく、帳簿数量と実際の数量の違いを確認したい場合に使いやすいテンプレートです。

テンプレート1の記入例|棚卸作業の入力方法を確認

テンプレート1には、入力方法を確認できる「記入例」シートを用意しています。

棚卸表Excelテンプレート1の記入例。鶏もも肉や牛乳などの帳簿数量と実地数量を入力し、不足・過剰の差異数量を色分け表示した画面
テンプレート1のExcel記入例。実地数量と帳簿数量の差を自動計算し、不足は赤色、過剰はオレンジ色で表示します。

記入例では、食材や調味料、飲料、包装資材、消耗品などを登録し、帳簿数量と実地数量の差を表示しています。

例えば、鶏もも肉は帳簿数量7.5kgに対して実地数量7.4kgのため、差異数量が「-0.1」と表示されます。

冷凍ポテトは帳簿数量12袋に対して実地数量14袋となっており、差異数量は「+2」です。

このように、数量の不足と過剰がどのように表示されるかを、実際の入力例で確認できます。

記入例を参考にした後は、空欄の「棚卸表」シートに自社の商品や材料を入力して使用してください。

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テンプレート2:在庫金額も自動計算できる棚卸表

テンプレート2は、テンプレート1の数量管理機能に、単価と金額の計算機能を追加したExcel棚卸表です。

棚卸表Excel無料テンプレート2の印刷イメージ。帳簿数量・実地数量の差異に加え、単価・在庫金額・合計金額を自動計算できるA4横の棚卸表
テンプレート2の印刷イメージ。数量差異の確認に加え、単価と実地数量から在庫金額・合計金額を自動計算できます。

帳簿数量と実地数量の差異を確認できるだけでなく、実際に数えた在庫数量をもとに、品目ごとの金額と全体の合計金額を計算できます。

月末・期末の棚卸や、在庫金額を確認したい店舗・事業所に便利です。

実地数量と単価から在庫金額を自動計算

品目ごとに実地数量と単価を入力すると、金額が自動で計算されます。

例えば、実地数量が25個、単価が400円の場合、在庫金額は10,000円です。

計算結果は1円未満を四捨五入して表示されるため、小数を含む数量や単価にも対応できます。

ただし、単価には仕入単価など、実際の在庫評価に使用する基準に合わせた金額を入力してください。

合計金額を自動表示

テンプレート2では、表の上部に「合計金額」を表示する欄があります。

各品目の金額が合計されるため、棚卸した在庫全体の金額を確認できます。

品目ごとの金額を電卓で足し合わせる必要がなく、数量の確認と金額の集計を同じ表で行えます。

差異数量も自動計算・色分け表示

テンプレート2にも、帳簿数量と実地数量の差異を自動計算する機能があります。

不足は赤色、過剰はオレンジ色で表示されるため、在庫金額を確認しながら、数量の違いも把握できます。

棚卸の結果、差異が大きい品目が見つかった場合は、入出庫履歴や納品書などと照合し、原因を確認してください。

A4横向きで印刷できる金額管理型

テンプレート2も最大200行まで入力でき、A4横向きで印刷できます。

単価と金額の列が追加されているため、数量だけでなく金額も記録した棚卸資料として利用できます。

テンプレート2のおすすめ用途

在庫金額を確認したい小売店、飲食店、製造業、倉庫などに向いています。

数量の差異だけでなく、棚卸時点の在庫評価額をまとめたい場合に便利です。

テンプレート2の記入例|単価と在庫金額の計算を確認

テンプレート2にも、入力方法を確認できる「記入例」シートを用意しています。

棚卸表Excelテンプレート2の記入例。食品や消耗品の帳簿数量・実地数量・差異数量を表示し、単価と在庫金額を管理するExcel画面
テンプレート2のExcel記入例。数量の不足・過剰を色分けし、実地数量と単価から品目別の在庫金額を自動計算します。

品目コード、品名、規格、分類、保管場所、帳簿数量、実地数量などに加え、単価と金額の入力・計算方法を確認できます。

実地数量と単価を入力すると金額が計算され、上部の合計金額にも反映されます。

また、帳簿数量と実地数量が一致しない場合は、差異数量が色分け表示されます。

初めて使用する場合は、記入例で各項目の役割を確認してから、空欄の棚卸表シートに入力するとわかりやすくなります。

棚卸表の基本的な書き方・使い方

1. 棚卸日・部署・担当者を入力する

まず、棚卸を実施する日付、部署や店舗名、担当者を入力します。

複数の店舗や倉庫で棚卸を行う場合は、部署・店舗ごとにファイルを分けると管理しやすくなります。

2. 品目コードと品名を登録する

棚卸する商品や材料の品目コード、品名、規格、分類、保管場所などを入力します。

同じ商品でもサイズや規格が異なる場合は、別の品目として登録すると数量を確認しやすくなります。

3. 帳簿数量を入力する

在庫台帳や管理システムに記録されている数量を「帳簿数量」に入力します。

帳簿数量は、棚卸時点の入庫・出庫を反映した数値を使用してください。

4. 実際の在庫数量を数える

倉庫や店舗で実際に商品や材料を数え、「実地数量」に入力します。

箱単位と個数単位が混在している場合は、単位をそろえてから記入してください。

5. 差異数量を確認する

帳簿数量と実地数量を入力すると、差異数量が自動計算されます。

差異がある品目については、数え間違いや入力漏れ、破損、紛失、未処理の入出庫などがないか確認します。

6. 必要に応じて単価を入力する

テンプレート2を使用する場合は、単価も入力します。

実地数量をもとに金額が自動計算され、上部に合計金額が表示されます。

7. 棚卸結果を保存・印刷する

入力が完了したら、棚卸日がわかるファイル名で保存します。

必要に応じてA4横向きで印刷し、棚卸結果の確認資料として保管してください。

棚卸表の差異数量とは?計算方法と見方

差異数量は、実際に数えた在庫数量と帳簿上の在庫数量との差です。

差異数量 = 実地数量 − 帳簿数量

例えば、帳簿数量が100個、実地数量が96個であれば、差異数量は「-4」となります。

反対に、帳簿数量が100個、実地数量が103個であれば「+3」です。

差異数量がマイナスの場合は在庫不足、プラスの場合は在庫過剰、0の場合は帳簿と実地が一致していることを示します。

差異が発生する主な原因

棚卸で数量が一致しない原因には、入出庫の記録漏れ、入力間違い、数え間違い、破損、紛失、保管場所の移動などがあります。

また、納品された商品がまだ入庫登録されていない場合や、出庫した商品が帳簿に反映されていない場合にも差異が発生します。

差異が見つかった場合は、すぐに帳簿数量を修正するのではなく、まず原因を確認することが大切です。

棚卸作業を正確に進めるためのポイント

棚卸時点の数量をそろえる

帳簿数量と実地数量は、同じ時点の在庫を比較する必要があります。

棚卸中に入庫や出庫が発生すると、数量が一致しなくなる場合があるため、作業時間や記録の締め時刻を決めておくとよいでしょう。

保管場所ごとに確認する

同じ商品が複数の場所に保管されている場合は、数え漏れや二重計上に注意してください。

棚卸表の保管場所欄を活用し、どの場所の在庫を確認したか記録すると便利です。

単位を統一する

帳簿数量と実地数量は、同じ単位で比較してください。

例えば、帳簿では「個」、実地では「箱」で数えてしまうと、正しい差異が計算できません。

在庫金額の単価を統一する

テンプレート2で在庫金額を計算する場合は、単価の入力基準を統一してください。

仕入単価、移動平均単価など、採用している在庫評価方法によって金額が異なる場合があります。

決算や会計処理に使用する際は、自社の会計方針に沿って単価を設定し、必要に応じて経理担当者や税理士に確認してください。

棚卸表Excelテンプレートの無料ダウンロード

棚卸表のExcelテンプレートを2種類掲載しています。用途に合わせて選び、無料でダウンロードしてください。

テンプレート1:数量差異を自動計算する棚卸表

帳簿数量と実地数量の差を自動計算するシンプルな棚卸表です。数量確認を中心とした棚卸作業におすすめです。

テンプレート2:在庫金額も自動計算する棚卸表

数量差異の確認に加え、単価・金額・合計金額を管理できる棚卸表です。在庫金額も確認したい場合におすすめです。

どちらもExcel形式で、会員登録不要・無料でダウンロードできます。記入例シートを参考に、必要な項目を編集してご利用ください。

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